赤筋 → 遅筋 → 持久力 白筋 → 速筋 → 瞬発力
「遅筋」
ミトコンドリアが多く酸素を取り入れて素早く大きな力を発揮することが
でき、持続的な収縮能力のある筋肉縮む速度が速筋の約2分の1だが持久力に
優れていて疲れにくい性質を持っているので、ウォーキングなど長時間持続する
運動の時に使われる筋肉
身体の姿勢や立ち続けるという人間や動物の基本的な生命維持のための筋肉
なので、すぐ疲弊しては困るので筋肉の質や構造も違うが、速筋に比較して
持続力維持に必要な酸素供給などの栄養供給のための毛細血管の量が格段に多い
「速筋」
ミトコンドリアが少なくピルビン酸による瞬発的な収縮能力のある筋肉
縮む速度が遅筋の約2倍あり瞬間的なパワーや瞬発力に優れている為
主に短距離走や幅跳び、ジャンプ等の瞬発力を必要とする運動の時に使われる
筋繊維が太く、瞬発力があるが、筋繊維の量に比べて
毛細血管の量が少ないので、すぐ栄養切れして持続力がない
この遅筋と速筋の筋繊維の割合は人によって割合が異なり、
その比率は生まれつきで一生変わらないらしいが、鍛えることはできる。
太極拳のゆっくりな動作は、私たちの生命維持・日常生活に必要な「 遅筋」
赤い筋肉を鍛えることが出来るのだよ♪( ´θ`)ノ
白筋、赤筋を 魚で例をあげると
白い筋肉(=白身)(速筋・瞬発力) の魚の代表としてヒラメ。
ヒラメは主に海岸線に近い砂地の海域で、普段はじっと砂に隠れるように
住んでいて、目の前に獲物となる小魚を発見すると、すばやく追いかけたり
外敵からすばやく逃げるため、ヒラメのからだは速く収縮する速筋が多く
存在している。赤い筋肉(=赤身) ( 遅筋・持久力) の魚の代表としてマグロ。
マグロの中でもクロマグロは太平洋を横断して北アメリカにつくと、進路を
かえて成長を続けながら、日本近海まで大海原を回遊する。
泳ぎ続けるマグロには遅く収縮する遅筋が多く存在している。
2012/4/20