2012/04/20

私は太極拳でチキン! ~ 遅筋と速筋 ~


赤筋 → 遅筋  → 持久力        白筋 → 速筋  → 瞬発力



「遅筋」

ミトコンドリアが多く酸素を取り入れて素早く大きな力を発揮することが
でき、持続的な収縮能力のある筋肉縮む速度が速筋の約2分の1だが持久力に
優れていて疲れにくい性質を持っているので、ウォーキングなど長時間持続する
運動の時に使われる筋肉
身体の姿勢や立ち続けるという人間や動物の基本的な生命維持のための筋肉
なので、すぐ疲弊しては困るので筋肉の質や構造も違うが、速筋に比較して
持続力維持に必要な酸素供給などの栄養供給のための毛細血管の量が格段に多い





「速筋」

ミトコンドリアが少なくピルビン酸による瞬発的な収縮能力のある筋肉

縮む速度が遅筋の約2倍あり瞬間的なパワーや瞬発力に優れている為
主に短距離走や幅跳び、ジャンプ等の瞬発力を必要とする運動の時に使われる


筋繊維が太く、瞬発力があるが、筋繊維の量に比べて
毛細血管の量が少ないので、すぐ栄養切れして持続力がない




この遅筋と速筋の筋繊維の割合は人によって割合が異なり、
その比率は生まれつきで一生変わらないらしいが、鍛えることはできる。


太極拳のゆっくりな動作は、私たちの生命維持・日常生活に必要な「 遅筋」
赤い筋肉を鍛えることが出来るのだよ♪( ´θ`)ノ

白筋、赤筋を 魚で例をあげると

白い筋肉(=白身)
(速筋・瞬発力) の魚の代表としてヒラメ。
ヒラメは主に海岸線に近い砂地の海域で、普段はじっと砂に隠れるように
住んでいて、目の前に獲物となる小魚を発見すると、すばやく追いかけたり
外敵からすばやく逃げるため、ヒラメのからだは速く収縮する速筋が多く
存在している。
赤い筋肉(=赤身)  ( 遅筋・持久力)  の魚の代表としてマグロ。
マグロの中でもクロマグロは太平洋を横断して北アメリカにつくと、進路を
かえて成長を続けながら、日本近海まで大海原を回遊する。
泳ぎ続けるマグロには遅く収縮する遅筋が多く存在している。


                                               2012/4/20

2012/04/19

小周天は難しいのか?簡単か?


意識周天-練習時の姿勢

                        ↑
http://kikou-c.com/kiso/kiso-syousyuten-2.html
上記の図は、こちらより引用させて頂きました。


小周天は、身体後面の督脈を
百会まで 吸い上げる。
そして、その気を身体の前面の任脈を吐き下ろし丹田に戻す。

下丹田の気を会陰に下ろし、尾骨、腰椎、胸椎、頸椎、
百会まで吸い上げて、百会に入ったら、額、鼻の奥と、
そして喉、胸の奥、腹の奥、下丹田と吐き下ろしていく。

私の小周天の認識は
上記のようなことなのだが、この二つは同じことなのかな?



呼吸は意識しなくても自然に
逆式腹式呼吸になっていたけど
検索すると、いろんな事が書かれていた ^^;


尾骨から首の後ろまで吸い上げるのが時間がかかる。
下ろすのは いきやすいけど…

でも、と~~っても 気持ちよくはなるから
まあ~  少しは?出来てはいるのかな… と、思うんだけど^ ^;



それぞれ 場所によっても違うらしいが、
経絡が皮膚からどのくらい奥なのか 私は把握できていない。

今、自分が巡らせようとしていたのが何処なのか?
あらためて確認したら、どうも骨の辺りのようだった。

それで、皮膚のすぐ下あたりを意念したらすんなり巡った。
これを小周天 というのかどうかは 定かではないが^^;

以前は、ここを吸い上げるのにも凄く苦労していたんだ…

そういえば、昔 初めてやった時
私は、背面を吸い上げるのが難しくて中々出来ないと言ったら
ある人は、上げるのは簡単だけど吐き下ろすのが出来ないと言った。

人によって違うのだろうか…



そうそう~
女性の中には任脈を上がり… と、反対回りの人もいるとか、
意念で回すのではなく、自然に回るようになるのだとか…

小周天は、簡単に出来ると言っている方や
いやいや 本当の小周天は…   と言っている方や… ^^;




気功の勉強室 和気の気功論

2012/4/19

2012/04/09

その軸は百会?


百会を開く  というのも、命門を開く  のと同じ感じでいいのかな

頭の上に手を当てて、やってみる。
命門と同じような感覚の、開いている?感はある。
(私の個人的な感覚)


開く時は、息を吐く。

吸い込む時は、閉まる。

ということだな。





百会   印堂 瘂門   膻中 命門 

これらは同じような感覚で 開くのでよいのかな…



あ…
開くと、丹田を作るは 違うよな…



百会といえば
最近感じているのは…


虚領丁勁の説明で
頭のてっぺんを、とか、
百会を、とか
押し上げるような、吊り下げられているような、と言われているが
そうすると、てっぺん  頭頂 =「
百会」ということになるのか?

ん……
頭頂=百会ではない のでは?

軸を作っている  のは、百会の少し後ろの一番高いところ
なんていうのか?  頭頂? ではないのか…


 私は今 そう感じている。。。


2012/04/05

本物の「命門を開く」を知った!

「命門を開く」とか「命門で息を吸う」などと言う言葉を
今までも聞いていて、自分でもやってみて…

あぁ~ こんな感じだな~ と、
なんとなくは出来ている気でいた。

先日の気の舞フェスタの前夜祭の時のことである。
私は、凄い衝撃をうけた。

和気さんの命門に触らせてもらったのだ。

その『命門を開く 』を、体感させてもらったのだ。

命門が開くって こういうこと!?

私の場合は キュッと閉まっているのが、緩く開く?
緩むっていう感じ?だったんだよね~~σ(^_^;)


道は続く。

道は目の前。

私は歩く。

私のペースで。


2012/04/04

氣のチカラと筋力と


太極拳の場合、動作をするのに柔軟性は必要である。
各関節 、特に股関節周りが硬く稼働範囲が 狭いと
動作は制限されてしまう。

その他に筋肉の柔軟性、動作の柔軟性が要求される。
それは柔軟体操で得られるものとは違うのだ。

力を抜いてダラ〜となることでもない。
要らない力を抜いて、そこを氣で満たし中から張り出す
そのチカラで、緩やかな滑らかな自由自在な動きが現れるのだ。

いつも言っている『ふぁんそん』だ!

動作時には、意念によって粘性のそのチカラが筋力と絡まって身体の中を
移動してゆくことによって その動作となるのではないだろうか…

それを練功していこう(^_−)−☆