「いくら素晴らしい師匠についても沢山文献を学んでも
上達するには練習を積み重ねるしかない。
ひとりで太極拳を練習する時は
風の音や気温の変化や空気の流れなどを感じながら
自分が動きたいように動けているかを確認する。
サボりながらでも、一生懸命でも、積み上げていくことが大切。
蛇口を大きくひねっても小さくひねっても蓄積はされていく。
上達するには
その人なりの上達の秘訣、リズム、速度、タイミングがある。」
どなたかの太極拳ブログに
大まかな記憶だけど上記のようなことが書かれていたと思う。
なるほど なるほど~!
昔、気功や太極拳をはじめたころは
毎日毎日、寝ても覚めても・・・。
仕事の合間に、家事をしながら基本功
煮物しながら台所で前進歩、事務所の棚で圧腿。
布団に入っていても突然むくっと起き上がり確認する
不器用で覚えも悪かったけど
全てが楽しかったんだよね~
一生懸命、一生懸命やったな・・・
今、暫く遠ざかっていて
再開してから何か月かな
最初は体力、筋力が全くなくなっていたので
健康のためにと、再開したんだけど
先日の記事にも書いたけど
今は、以前とは違う楽しさを味わっている。
もっと出来なくなっている忘れていると思っていたけど
積み重ねたものは無くなってはいなかったんだ。
知識はなくなってる部分が多かったけど
身体は憶えていたんだね。
ホコリを被って眠ってはいたけれど
起こしたら、少しずつ動き出した
気功とか太極拳で使われる言葉で
『功夫(カンフー・クンフー)』という言葉がある。
ここでは、カンフー映画とか武術をさすのではなく
「功夫を積み重ねる」「功夫がある」などと用い
長年にわたり鍛練を積み重ねること
それによって得られるチカラの事。
私の積み重ねなど微々たるもので、かなり休憩していたので
これが「功夫力か!」などと言うのは、烏滸がましいけれど
少しだけ「功夫」が分かった気がする。
これからもマイペースではあるけれど、
楽しく積み重ねていこう