太極拳の套路は
起勢(チーシー)で始まり、収勢(ショウシー)で終わる。
始まりと終わりの動作ではあるが、起勢にも収勢にも
他の動作と同じように用法としての意味あいはあるのだよ(^_−)
さてさて
まず、予備式(ユウベイシー)として 肩幅に足を開き
虚領頂勁・含胸抜背・沈肩・尾閭中正・立身中正
鬆腰胯・円襠・気沈丹田などの要項をみたす。
そして
足裏から地の気を吸い上げ、背面から頭頂へ
前面へと、そして足裏から地の中へ吐き下ろす。
もう一度、ゆっくりと深い呼吸とともに・・・
地からの その流れと、体の中の流れが合った時に
内側から自然に波にように肩甲骨を腕を畝らせる。
腕をゆっくりと跳ね上げ引き下ろし、起勢となり
套路が流れはじめる。
腕を上げるのではなく、自然に上ってくるのを待つ。
そうすると、その後に続く動作も、その流れにのれる。
意識・呼吸・視線・中からの畝り・身体の動きが調和すれば
重力との関係も上手くいき、滑らかにまったりと動作出来る。
競技や検定ではないし、ましてやラジオ体操のように
1.2.3.4で上げて、5.6.7.8で戻しなどとカウントはしないし
私の意思で始めてはいけない。
任せるのだ。
自然の・・・
地球の・・・
宇宙の・・・
その流れに。
その呼吸に。
ここ数日は、ちょっと不調だったので
私は、こ~んな感じで、何か?と戯れながら
大自然の元氣を貰っているぅ~
ん~~ 少しずつ 少しずつ
楽しみが増してゆくな~~ (^_−)−☆