2014/02/04

拮抗筋の作用も「ふぁんそん」で!


協力筋とは、お互いに協力し合う関係の筋肉のこと。
拮抗筋の反対。

~協力筋の組み合わせの例~

・上腕二頭筋 - 上腕筋
上腕二頭筋は力こぶで、肘を曲げる筋肉、
上腕筋というのは上腕二頭筋の陰に隠れている筋肉で、
同じ作用をする。


・大腿二頭筋 - 半腱様筋
大腿二頭筋は太ももの後ろ側にある筋で、
半腱様筋もその隣にある筋肉。
どちらも膝を曲げるのに働く筋だから、
協力筋の関係にある。


・下腿三頭筋 - 後脛骨筋
下腿三頭筋というのはふくらはぎのふくらみを作っている筋で、
踵を挙げる、つまり足首を屈曲させる働きを持つ。
後脛骨筋というのは少しマイナーな筋だが、
下腿三頭筋の陰に隠れている筋なので、
これらの筋は協力筋ということになる。


・半腱様筋 - 半膜様筋
半腱様筋と半膜様筋は隣同士にある筋で、
どちらも太ももの裏側で膝を曲げる働きをしている協力筋。


・大胸筋 - 広背筋
肩が外転するときに三角筋は収縮し、大胸筋と広背筋は弛緩する。
反対に肩が内転するときは三角筋は弛緩し、大胸筋と広背筋は収縮する。
この場合の大胸筋と広背筋は協力筋。


※同じような場所にある筋肉はたいてい、同じ作用をする。





拮抗筋とは、お互いが反対方向に働く筋のために、
作用を相殺し合ってしまう関係の筋肉のこと。

~拮抗筋の組み合わせの例~

・腸腰筋 - 大殿筋
腸腰筋というのは太ももを持ち上げる、股関節を屈曲させる筋で、
大殿筋というのは太ももを後ろに引っ張る、股関節を伸展させる筋だから、
この二つは代表的な拮抗筋の関係にある。


・上腕二頭筋 - 上腕三頭筋
上腕二頭筋は肘を曲げる作用があって、
上腕に三頭筋は肘を伸ばす作用があるから、この二つの筋肉は拮抗筋。


・腸腰筋 - 大殿筋
腸腰筋は股関節を屈曲させる筋で、大殿筋は股関節を伸展させる筋だから、
これも拮抗筋。


・前脛骨筋 - 下腿三頭筋
前脛骨筋はすねにある筋肉で、足やつま先を持ち上げる働きをする筋。
下腿三頭筋は足首を後ろに曲げる筋肉だから、これも拮抗筋。


・三角筋 - 大胸筋
肩が外転するときに三角筋は収縮し、大胸筋と広背筋は弛緩する。
反対に肩が内転するときは三角筋は弛緩し、大胸筋と広背筋は収縮する。
この場合の大胸筋と三角筋は拮抗筋となる。

( 協力筋・拮抗筋  ←上記こちらよりお借りしました。)









太極拳は、緩みを大切にするが、
その緩みとは拮抗筋の作用を少なくするという意味合いが大きいのである。
『太極拳と呼吸の科学』

という、太極拳bot @fun_Taichi_botさんのツイートを見て
普段、そういうことはあまり意識していないので「拮抗筋」を調べてみた。




太極拳では「収臀」という動作を行う。
この動作をとるためには脊柱起立筋や腸腰筋の緊張を
意識的に解き、反対に腹筋や腸腰筋と拮抗関係にある
大殿筋は緊張させなければならない。

と、ネットのどこかでみかけた(^_^;  




自分でやってみる…


なるほど…


そこで、
円襠(えんとう)も重要なのか…






で、やっぱり

『ふぁんそん』なんだよね~


『ふぁんそん』出来るということは
緩めるも入れるも、弱くも強くも自在に操作出来る
ということになるのだ


拮抗筋の作用は忘れてしまう…


かな(*^^*)




いかん、いかん!
これだから勉強にならない(^_^;



もっと、精進します

ゆるりとですが(^_-)-☆