2012/02/29

あなたの「それ」を感じてみたい・・・ 


私は 

『ゆるめる』

『ほぐす』 

『ふぁんそん』 

などという 言葉をヨク使う。


スゴく凝ってる。

固まってる。

力が抜けない。


ちょっと解れた。

スゴく緩んだ。

蕩けた。


な~んて いう表現をしたりもする。



けれど

私の中だけでも、その感覚は変化してゆく。


「スゴ~く緩んだ」 「蕩けた 」 と、思っていても

さらに、その先の…  先の…  先の…

「ゆるみ」「とろけ」が、やってくる。


すると最初に感じた「スゴ~く緩んだ」「蕩けた 」は

いつのまにか「普通」に格下げになっていたりする(^^;


と、いうような話をして


「同じだ!」 と、誰かが言ったとしても


同じような感覚か…

同じような緩み具合か… 

ふぁんそん度か…


な~んてこと

どう比べることが出来るのだろう?



今日、内観しながらハンガースワイショウをして

背中が今までで最高に蕩けそうに深部までも緩んだ。


そ~んな感覚になったんだけど

これは私の感じている私の感覚。。。。




私は、ず〜っと 力が入った状態が普通で生きてきたから

最近、私が 『ゆるんだ』 『ふぁんそん』 と感じているのが

一般的に語られているのと、同じような事なのか… 


あなたのその感覚とは違うのか?

私は緩んでいるのか・・・・



家族を含め、周りには
そういうことを語れる人は今いない…


一度、誰かの
「その感覚」を、味わえないものかな~

と、いつも思うのだが…


身体を入れ替わるわけにもいかない・・・(^^;

2012/02/26

太極拳の動作は・・・


太極拳。

ただ、形を真似る練習だとしても
回数、年月を重ねれば
滑らかな流れるような動作になってくる。

それに伴い
内も少しは動くかもしれない。

しかし
内の動きによって外の動きを導くのとは全く違う。



それが分かるのに、何年かかったのかな…

2012/02/17

私は球体の中心にいるのだ♪( ´θ`)ノ 


そうだ~!
私は球体の中心にいるのだ♪( ´θ`)ノ 



またまた、思いだしたのです~

以前に書いたノートを引っ張り出してきた!
図はアバウト・・・  雑だが・・・


身体の前面は、普通に意識出来ているけど
後ろ側は・・・・ つい忘れている・・・・


だから
身体の後ろ側(背中面)が、後ろの面になり、力が入る。


球体の中心に自分がいる意識をすれば
身体の後ろ側も、前側と同じように意識できる。

さらに言うなら、左右も意識できる


そうだ~~
要らない力が抜けて、放鬆・ふぁんそ~ん

虚領頂勁、沈肩墜肘、含胸抜背、松腰松股、収臀、尾閭中正、
気沈丹田となり、立身中正となるのだ~


いい感じだ~!

太極拳の時だけじゃなく
普段も意識するとイイな〜♪(´ε` )


立体的に360° 何処も何も囚われるものもなく自由。
自由自在に動けるような感じだ〜♪( ´θ`)ノ


身体も、そして心も(^_−)−☆



002nn



2012/02/15

それも、あれも、立身中正!


結局、今日も広い場所で套路を通してする時間をとれなくて
先ほど部屋の中で、ひと動作ひと動作・・・ ふと鏡を観て、気がついた。

野馬分鬃、搂膝拗歩など、上半身は地面に対して垂直・真っ直ぐに
立っているのではなく、少し前傾・斜めに傾いているではないか

そうだ! 思いだした。
簡化24式は、上体は真っ直ぐだが、楊式は少しだけ前傾になる。

最近、楊式ばかりしていて
24式をやったら凄く動きにくかったのは、楊式の姿勢や動作で
24式をやろうとしてたからだったんだ・・・

上体を真っ直ぐのまま野馬分鬃。
重心を後ろへ・・・  おお~後座もやりやすい〜



それでいいのだ〜
体が斜めでも垂直でも、立身中正


虚領頂勁、含胸抜背、気沈丹田、沈肩墜肘、松腰松股、収臀、尾閭中正

上記のような太極拳要項との関係を保ちながら
百会から尾骨までが一直線になっている状態が『立身中正』なのだから


2012/02/14

矛盾の統一


太極拳は、
陰陽・虚実・動静・剛柔など…  矛盾で出来ている。

そして、上下・前後・左右など…
動きだせば、あらゆる方向に、相反する力も生まれる。

そのバランスをとることによって
更なるチカラが生まれてくる……


陰から陽へ、虚から実へ、剛から柔へと
変化させながら動作が繋がってゆく…

その変化は上下であったり、前後であったり
全てであったり、途切れることなく流れ続けてゆく…



バランスが取れているというのは
いつも均等ということではない・・・

それは、1:9であったり、4:6であったり・・・

? そういう単純なことではないのかな

それらが複雑に…  
バランスを取りながら変化し続ける

………

いや…   吸って、吐く。
呼吸をするように、単純で自然なことなのだろうか




それは…


太極拳を学ぶ事は

生き方を学ぶことなのかもしれない…




2012/02/10

虚領頂勁は放鬆(ふぁんそん)から!


太極拳の要項に「虚領頂勁」がある。

これは、百会穴を上に持ち上げるように。とか
押し上げるように。とか
頭上から引っ張りあげられているように。とか
吊るされているかんじ。とかいろんな表現がされている。

太極拳を始めたころは
紐のついた操り人形のようにとか
頭の上に置いた本を押し上げるイメージでとかいろいろやったな

そうそう~
上から順番に考えながらやってたな・・・
頭は吊り下がられているように、顎は少し引いて首を伸ばし
胸は張らず背中の皮を伸ばすように・・・ なんて・・・

そんなんじゃ、ますます固くなって緩むわけがなかったのにね
それに、放鬆(ファンソン)も、リラックスする肩の力を抜く・・・
程度にしか理解してなかったし出来なかったしね

それは・・・
一朝一夕に出来るものではないのですよね。

それは
筋力を用い自分の意思で上げたり支えたりしている
のでもないのですよ

そうなった時の状態を説明すると
押し上げられていき吊り下げられているような感覚なのだな。


最近、ネット検索していて
私にとって一番分かりやすく簡単に出来たのは
   ↓
「頚椎を下方向に放松しながら引き伸ばすように意識すると
 簡単に力が抜け、放松は自然に下方向に向い、含胸抜背、
 沈肩堕肘が生じ、気沈丹田、松腰敛臀へと続いていく・・・

 身体の内側では上下に引っ張り合う劲のバランスを感じ取る
 ことが出来る・・・ 

 もし頭が吊り上げられていると、下半身にかかる体重を
 軽減することが出来るので、動作そのものも生き生きとした
 ものになります。」
    ↑
北京で太極拳
http://takeichi3.exblog.jp/8340098/

こちらのブログのこのページより
一部抜粋させて頂きました。
(リンクが貼れませんでした)


と、いうことは・・・・

太極拳の基本要項である
虚領頂勁・沈肩墜肘・含胸抜背・気沈丹田・・・ などは
頭、肩・胸・・・とかに対して、別々の部位への要求ではなく
身体全体に対しての要求を、部分的に説明しているだけ
なんですよね

2012/02/09

太極拳を日常に生かす☆~(ゝ。∂)


「太極拳」をしています。と、言っても
武術として、競技として、養生法として、スポーツとして
健康体操として、気功として、表現としてなど多様だな~


健康の為には・・・

やっぱり、良い姿勢・良い動作が望ましいのでは。

では、良いとは?


地球上に住んでいる私達は
地球の重力との関係は断ち切れないよな~

重力に対して一番負荷のかからない姿勢であったり
上手く重力を利用した動作をおこなうのが良いのではないか


太極拳は・・・ 中国武術。

太極拳を武術として実践で使う場合は
勿論、応用になり健康太極拳には必要ないかもしれない。
しかし、太極拳には基本がある。

太極拳要項としても様々あるが、攻撃でも防御でも、
軽やかにかわし最小限のチカラで最大限の攻撃ができる。

それは、まず
自分の体勢や動作が無駄なく安定していることではないか。

太極拳は武術でも、基本は戦わない私達の普段の生活での
良いと言われる姿勢や動作と、基本的には同じではないか。


たとえば・・・

太極拳で膝と爪先の方向は同じにする、膝は爪先より出さないとかは
日常においても膝を痛めることを避けられるし、無駄なく力が入るよね

練習の時だけではなく、日常において
太極拳の姿勢・動作の基本を意識し取り入れてこそ健康太極拳ではないかな

2012/02/06

仙腸関節を開くと『ふぁんそん』がやってくる!


『緩める』から始まり、『緩める』を深める。

やはり、これが基本の基本だな・・・


緩めると一言に言っても、いろんな方法があるよね。
揉んだり振ったり揺すったり揺らしたり、柔軟、ストレッチ
スワイショウだったり、外から中から、意識・意念・・・ 


ひと月くらい前だったかな
『仙腸関節を開く円襠』を知った。

自分で納得しているだけだから
それが正しく行なえているかどうかは定かではないが
私的には、それを行なうことで円襠だけではなく多くの事が満たされる。


仙腸関節を開くと
『命門』が開く、そこが出現する。 ←そんな氣がする

含胸抜背になり、胸の中は緩み空間が出来る。

背面も緩み、上へ下へ引っ張り合い押し合うチカラが生まれ軸が出来る。
その天地は、丹田ではなく、頭頂と会陰。 ←ん~~ そんな氣がする

仙腸関節を開くと、緩むのだ。
虚領頂勁、尾閭中正などなどもできあがる。


そして、さらに内観しながら緩めていく。
ふぁんそん ふぁんそん もっと ふぁんそん と・・・


ふぁんそんが深まるということは、細部まで緩んで満ちていくということ。
その状態は、陰陽・虚実・動静・剛柔などの自由な変化が可能になる。
   ↑
そんな氣がする


そんな事を少しでも体感できると
嬉しく楽しいよねっ




*ここで使っている『ふぁんそん』とは異なる