2011/11/17

太極拳は尾閭中正!

「骨盤起こし」で身体が目覚める を読んで
(まだ把握していない所もあるけど^^;)

身体に関しての意識は随分変わった。
股関節も、今までは前面に主に意識があったのが
側面部分をメインに全体が感じられるようになったし
鎖骨・胸鎖関節の動きもしっかり感じられる。

開脚前屈を行う時には
股関節を緩めたいという意識から、無意識だが
以前から骨盤を起こした状態でおこなっていた。
むかし、股わり状態になっていた時があったけど
か~なりサボっていたので、今は全く   

骨盤を起こした状態は、確かに身体は凄く楽だし
椅子に座って事務仕事をしている時は良いが
太極拳を行う場合は・・・ 難しい


太極拳での基本的な姿勢の要領は

「虚領頂勁」「含胸抜背」「沈肩」「鬆腰胯」「円襠」
「尾閭中正」「立身中正」「気沈丹田」 

どれかが出来てどれかが出来ないではなく
出来た時には、すべてが出来ている
それらが統合されてひとつの身法になる。

尾閭中正は
太極拳の特徴である「心静体鬆」をつくるのにも
動作時にも、とても重要な役割をしている。

その尾閭中正とは、尾骨は下方向に向くことになり
骨盤を起こすと、上記の要領が満たせないのだな


太極拳は尾閭中正!