2014/01/24

胯(クワ)

胯…クワ 

太極拳でよく使われる言葉
股関節のことですよね

《胯》 kuà (音声あり)



私が昔教わった先生は

入れて… 沈めて… 緩めて…

そんな指導だっと思う

最初は、その意味が理解できなかった。



股関節を曲げる… 
股関節の位置を奥(後方)に…

そう理解していた。

つまり…
その場に腰を落とすのではなく後側に座る
実際に椅子に深く腰をかけるように。


緩めるも分かっていなかったな…

どちらかの足に重心がのり虚実分明になれば
虚の側の股関節は力を抜けるので
動作時は、ゆるめて動けていると思っていた。

それは、体操的だ。

そのころは、胯(クワ)は股関節は
足の付け根の折り曲るところ、つまり前側だと
思ってたし…^_^;


そして太極拳で言う「腰」は骨盤の辺り
腰を回すという時、ウエストは回さない、
骨盤の上は乗せたままの状態で股関節から回す

そう思っていた。


中国語で腰はウエストの辺りをさすと言うことを
最近知った。



太極拳で言う胯(クワ)は
足の付け根ぐるっとなんですよね(*^^*)

そこをすべて緩める。。。


すると氣が流れる

身体の中を氣が自由に流れる。。。




これは、クワだけを緩めようとしても難しいですよね
体内を自由に緩める(ふぁんそん)事が出来れば
太極拳は根本から変わりますね^^


無極は… 空(くう)で「ふぁんそん」

ふぁんそん(放鬆)とは、
字の如く、鬆(す)、即ち、空洞(空洞感)が四方八方に放散している
状態の体感である。その体感は、皮膚という内外を隔てるバリアを越え、
この大自然と一体になった、いわゆる天人合一の体感であり、空(くう)
の体感である。