2013/01/23

無極より太極が生まれる たんとう功!


「たんとう功」と言っても、やり方はいろいろあるよな〜 と、

尾骨や腸骨や股や…  位置を微調整したり姿勢を…
いろんなところを 緩めたり… 締めたり… ^^;
肩井(けんせい)と湧泉を繋げてみたり …

いろいろやりすぎて分からなくなっていたところに
こちらの記事と出逢いました(*^^*)

これだ〜! 

無極より太極が生まれる たんとう功!

「太極」は「無極」から生まれます。「無極」がなければ「太極」はありません。

站樁功は立った止まった状態で行う功法すべてを指しますが、通常私たちが練習しているのは、どこにも極をもたせない状態で立つ「無極站樁功」です。無極站樁功は「無」の状態に自分を持っていくことによって「太極」を生まれさせる功法です。

具体的には、静かに立ち、心も身体も力を抜いて、空っぽの「無」の状態に入っていきます。静かに立ち続け我を忘れるようになり「静」が極まると、そこから自然に、何か動きを持った「兆し」のようなものが下っ腹の奥に現われてきます。この現象を「太極が生まれる」といい、これがその後の全ての動きの「種」になります。それは宇宙の成り立ちにも似ているかのようで、何もないところから何か生命のようなものが生まれてくるかのような・・・そんな感覚です。そして「太極」分かれて「陰陽」となり「開合」となり「動静」となり、すべての動きが作り出されてきます。

無極站樁功においては、まず、「放松(ファンソン)」(力を抜くこと)が必須となります。全身の余分な力が抜けるところで、気が本来あるべき場所に戻っていきます。無理に意念で気を集めるのではなく、余分な力を抜いて抜いて抜ききることで、身体が自然の状態に戻るのを待ちます。


站樁功の醍醐味は入静状態、『無極』に入ることです。身体も心も静かになり、さざ波もたたない程になって、初めて様々な変化が出現してきます。   
1.<前方凝視>
目は前方20m位先の地面の一点を見る(首筋が背中からまっすぐに立つようにす
る。顎を引く)。ひと時前方を凝視。こうして雑念を除き心静かにする。 (ちなみに眼球を固定させると考えることはできません。従って妄想も湧きません。)

2.<眼と耳を内側に向ける>
目から出るエネルギーを、次第に自分の眉間(印堂穴)に向けて集め戻してくる(目を奥に引っ張っていくような要領)。同時に耳を閉じ自分の内側に向け、『聞こえるが聞かない』状態にする。

3.<意念で気を下げながら、『松開』(力を抜き、身体を開いていく)>
意念によって気を下に下げる。
眉間(印堂穴)→胸の奥(膻中穴)→丹田(臍下奥の気海穴)→会陰へ、それから、股関節、両脚を通り足裏まで気を下げていく。
気を上から下に通しながら、同時に気の通る箇所の力を抜き、筋肉や皮膚、毛穴、すべてを開き緩ませる。(あたかも全身を水が流れるかのよう。)

4.<入静>
入静状態に入っていく。即ち、次第に、外界を忘れ、我を忘れ、音もない境地『無極』に入っていく。30分以上立つ(^_-) 

上記、こちらより一部引用させて頂きました 。

無極站樁功の要領①    無極站樁功の要領②